本殿の天井には、雲の絵が描かれています。この雲は、素盞嗚尊(すさのおのみこと)が「八雲立つ 出雲八重垣妻籠みに八重垣作る その八重垣を」と詠われたことによるとされますが、日本の神話には、天から神が降られる時には、雲をかきわけて降られたと記されています。雲は、天上の神の世界との境界を表わすものといえるのではないでしょうか。御本殿の雲もまた、そうした天上界とのつながりを表わしたものだといえるでしょう。